事業仕分け

いろいろな意見の出ている事業仕分け。
パフォーマンスだ、との批判も多いですね。
でも税金の使い道を決める過程を、一部でもオープンにしたのは良い事だと思っています。
やり方には問題があると思いますが、それは仕方がないこと。
今回出た問題点を反省し、次回以降改善していけばいいことです。
最初からパーフェクトには出来ないですし。スタートしたことが重要だと思います。

スパコンの問題やら、スポーツの問題やらがニュースで出ています。
どちらも予算が削減とされ、当事者達が見直しを要求。
日本はどういう国を目指して行くのか。
本来はそのような大きなビジョンがマニフェストに示されるべきで、
個別の法案のみ提示している今のマニフェストは本質的でない。
国のビジョンが、予算に反映されるはずだから。
僕は日本は技術で生き残るしかないと思います。
なので学問や研究に関しては、十分な予算は確保するべきだと思います。
ただ、問題は予算をもらう団体が様々な利権を持っており、末端の研究者などにお金が届かないことでしょう。
スポーツの団体もそう。
○○連盟とかのお偉いさんの贅沢のために、選手の強化費・遠征費が削られているのではないでしょうか。
研究者・選手が陳情を訴えるのも分かりますが、自らの組織を改革していくことも必要なのではないでしょうか。
これだけの借金を抱える国です。予算は大幅に削らなければなりません。
国に陳情を訴えるだけではなく、自分たちでの努力も欠かせません。
何かあれば国に陳情する日本人の気質が、今の日本の閉塞感を生んでいるようでなりません。