210625多賀城 砂押川
仲間と飛び立てなかった白鳥がいた。
熱い夏を乗り越えて、再開できることを祈る。
栗駒山BC
栗駒山でスキーをしてきました。
イワカガミ平までの道はドライですが、雪崩の恐れがありまだ通行止めとのこと。
いこいの村からイワカガミ平までは歩きです。雪の壁が出来ています。
林内を歩いたり、道路を歩いたりで何とかイワカガミ平まで到着。
ここまでの工程が一番疲れました。
ここからは本格的にスキーを履いての登り。
一時間弱歩くと栗駒山が目の前に大きく見え、気持ちが高ぶります。
オープンバーンに到着し、さらに気持ちが高ぶります。
そして山頂到着。山頂はあまり雪もなく、地面は土が露出して柔らかくブーツが汚れます。
山頂には長居せず、体が冷える前に滑り始めました。
ガスが多少出てましたが、ガスが晴れたときは綺麗な奥羽山脈を見下ろせます。
下りは一気に。登りの苦労が報われる瞬間です。
イワカガミ平まで滑って昼食。後は林間を滑りながら駐車場まで戻りました。
楽しかったです。来年はパウダー時期にも来てみたいです。
あれから一年
一年前の今頃は、避難した小学校の階段で体を震わせていた。
津波に街が襲われ自分の会社や家や車が波にのまれる光景は、映画を見ているようで始めはリアリティが無かったが、
寒さが増すに連れ自分の置かれた状況を現実として少しだけ感じていた。
それでも翌朝見た、空爆にでもあったような瓦礫と泥にまみれた景色を本当に現実として受け入れるには、かなり時間が掛かった。
あれから一年経ち、会社も復興を遂げ、仮設に入居し車も買った。
周りの人に恵まれ、助けられて自分は幸せな日常を取り戻せた。
職場の仲間や、幼稚園からの友を失ったが、家族を失わなかったのも被災地では恵まれているほうかもしれない。
運良く生き延びた僕は、亡くなった人のためにも、一生懸命に生きなければならない。
仕事も遊びも思う存分取り組み、悔いのないような毎日を過ごしたい。
「遊びも出来るようになって、皆さんの分も楽しんでます」と伝えたくて、山に登った。
けして高い山ではないけれど、少しでも天国に近い場所で2時46分を迎えたかった。
雲の切れ間から太陽も顔を見せてくれました。
明日からも頑張って生きますよ。