自家焙煎

今日は休みだったので、午前中は髪を切りにいってきた。
岩手に来てから初めての美容室。
ルパンのような、猿のような微妙な髪になってしまった。
これで髪に色でもついていれば別なのだろうけど。
「茶髪にしないのか」とも言われたこともあるが、僕は茶髪にはしたくない。普通すぎるから。
僕の会社は割とフリーで、茶髪くらいは許されるが、僕は嫌だ。
やるなら銀色とかにして、芸術家っぽくしたいが、それは流石に許されないだろう。
会社を辞めて喫茶店などを開いたときは、銀色にしようと思う。
そのときは、白髪だらけになっているのかもしれないけど。


さて、午後はコーヒーの自家焙煎に挑戦してみた。
コーヒーの味を決める、とも言われる焙煎の作業である。

これが生のコーヒー豆である。
普通の人は、コーヒー豆と言えば黒、というイメージなのだが、それは焙煎後の姿である。
焙煎とは、生豆に火を通す作業なのである。

豆には、良い豆と悪い豆が混じっている。
焙煎前に、それらをしっかりと分ける。
この作業をハンドピックというが、これがなかなか難しい。
どこまでを悪い豆として良いのか、判断基準がまだ分からない。

そして、このようなギンナンを煎るための網で火であぶる。
普通は20分前後の作業らしい。
僕の場合、風のある外でやったのが影響したのか、目標とした焙煎度になるまでに倍くらいの時間が掛かってしまった。
40分くらいこの網を振り続けた。
なかなか大変だけれども、豆の色が変わっていくのは楽しい。

出来上がったのがこれ。馴染みのコーヒー豆の姿。
これをもう一度ハンドピックし、飲んでみた。
微妙な感じ。まだまだ練習しなければいけないようだった。
これからは自家焙煎の店から購入した豆と、俺焙煎の豆を交互に飲み比べながら、腕を磨いていこうと思う。