エンターテイメント

よく知らないけど、戸塚さんというかたが、こんなことを書いてます。
ゲームを見ていないので、詳しいことは分かりませんが、僕はこの人の言うことには反対ですね。
この人の言う事に従えば、勝利には1歩近づけるかもしれませんが、人としては10歩後退ではないでしょうか。
サッカーはサッカーの実力で勝敗を決してほしいものです。
欧州では当たり前でも、日本に導入しなくても良いことだと思います。


もちろん外交などでは、姑息な駆け引きも必要かもしれません。
でも、サッカーって所詮エンターテイメントですよね(バカにしている訳ではありません)。
勝利のために、審判やボールパーソンに贔屓を求めるというのはおかしいでしょう。
観客に、相手に対するブーイングを求めているが、本当に必要なのは、日本代表に対する拍手とブーイングである。
相手にボールが渡っただけでブーイングとは、サッカーファンではないのではないか。
良いプレーには拍手や歓声を送り、迂闊なミスには容赦なくブーイングを浴びせる。
これが、選手を育てる観客であり、サッカーというエンターテイメントをより盛り上げることができる「観客」という役者である。


僕は欧州サッカーにあまり詳しくはない。
しかし、前に日本対イングランドの試合を見たとき、イングランドの観客は、まさに真のサッカーファンだった。
フランスの観客もそうだったと思う。敵であっても、いいプレーには拍手を送れるのである。
親善試合とW杯予選は違うというかもしれない。
でも、日本のアジアでの位置を考えれば、W杯には当然出なくてはいけないのだと思います。W杯で勝つことを目指さなければいけないのです。
そのためには、姑息な手段ばかり考えているべきではない。
むしろ、アウェイで不利な扱いを受けても圧倒できるレベルを目指さなくては意味がない。


まぁ、選手ではなくて、一評論家が言ったことなので別に良いのですがね。
でも、こんなこと言う人がいるのだと思いましたよ。
命をかけた戦いなら、姑息な手段もありなのかな、と思ってしまいますが。
戸塚さんにとってはW杯予選は命をかけた戦いという事なのかな。
僕にとっては、もちろん勝ってほしいけど、あくまでエンターテイメント。
その意識の差が、意見の差になっているのでしょう。


野球に関しても同じ。
アジアラウンドは日本でやるからって、絶対に日本贔屓にしてはいけないし、
大会を通して、アメリカ贔屓の判定はあってはならない(前回のような)。
正々堂々と世界一になることを願ってますよ。