選抜

先日、春の高校野球大会の出場高校が決まりました。
春の大会は選抜大会との名の通り、秋の大会の結果をみて役員が出場チームを選抜します。
その選考基準が曖昧なことに関する不満は、以前も話しました。


今回の選考では、割と順当に出場高校が決まったようです。
強いていえば、東北地区の選抜はすこし疑問。
秋季東北大会を制した光星学院(青森)は順当に出場ですが、準優勝の一関学院(岩手)は落選しました。
その変わり、一関学院岩手県大会の決勝で破った花巻東(東北大会ベスト4)が出場することになりました。


県大会決勝では、たしかに花巻東が圧勝(9-2)。でも八回までは3-1で、最終スコアほど圧勝ではない。
それに、東北大会出場が決定した決勝は、必ずしもベストメンバーを出場させる場合だけではないと思う。
別の意見では、東北大会で優勝した光星学院に対して、花巻東のほうが善戦しているというもの。
でも、それはチーム同士の相性や、その時のチーム状況などによるので、単純には比較できないはず。
東北大会の結果をひっくり返してまで、花巻東を出場させる材料には足らない気がします。
高野連がプロ注目の花巻東のエース・菊池雄星をよんで話題性を上げたかったのではないか、と思っています。
一関学院のエースの菊池も注目されているのですけどね。


いろいろゴチャゴチャ書きましたが、僕個人としては、チームとして花巻東のほうが上だろうとは思ってます。
ただ選考基準がやっぱり曖昧。
だったら、春の甲子園も夏と同じで都道府県代表(実際には49校)でやればいいのでは?
春だと時間が足りないのならば、各県代表で秋季ブロック大会(東北大会など)をすれば良い。
都道府県代表だと、強い都道府県のチームが出れないというのなら、夏の出場枠を変えれば良い。
過去数年間の甲子園での活躍をポイント化し、ポイント上位の都道府県の出場枠を上乗せすればいい。それが本当の平等ではないのか。


21世紀枠だって、野球の実力だけでは選ばないという、センバツ大会本来の目的から言えば正しい出場枠かもしれない。
でもその選考理由が文武両道とか、ボランティア活動をしているからって。
高校野球は教育の一貫、なんていう高野連の幻想によるもの。
高校野球で商売している人達に言って欲しくない。


すいません。長くなりましたね。
最後に明日のAJCCの予想を(笑)。

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