遭難

片山右京さんの登山グループ3人が富士山で遭難。
現状、助かったのは片山さんのみです。
遭難というよりも、9合目付近でテントで寝ていたところ、残りの二人のテントが吹き飛ばされたようです。
負傷した二人を置き、片山さんは一人で下山しました。
冬山で遭難した場合、この判断は致し方無いと思うし、片山さんを非難するのは厳しいですね。
冬山という過酷な環境に挑む場合、ある程度死へのリスクは想定しているはずだし、
自分の足で歩けなくなったら死を覚悟しなければなりません。それこそ自己責任です。


片山さんが非難されるとすれば、同行者の登山歴の有無次第ではないでしょうか。
詳しい情報が無いので分かりませんが、同行者の登山歴、レベルはどの程度だったのでしょうか。
そして事務所のスタッフということですが、片山さんが(強制的に)連れて行ったのか。
片山さんは山のプロですし、素人を天候の悪い冬の富士山に連れて行くとは思えないのですが。
もし素人を連れて行ったとすれば、そこは責められても仕方ないと思いますね。
まあ、世間が責めなくても、自責の念で鬱に近い状態までなってしまうでしょう。
マスコミたちはまた騒ぐかもしれないけど、重装備で経験豊富な人が自然の力に敗れた今回の遭難と、
軽装備で山をなめた人間が遭難するよく有るニュースでは質が違うと思いますがね。


話は大きく変わって、プロ野球の契約更改の件。
この時期、スポーツ新聞はネタが少ないのか、ストーブリーグとかいって盛り上げていますが。
正直、選手が不機嫌な顔で保留の記者会見とかするの見たくないのですよ。
記者会見するなら判子押してからにしてくださいよ。正直不愉快。
特に西武の選手が酷いな。
選手は金額のみが絶対的な評価、というのも分からなくはないので成績残したときに交渉を頑張るのは分かる。
だから涌井はまだ良い。
でも片岡はどうなんでしょう。今年の成績では、ダウンでも仕方ないくらいでは。
交渉は選手の権利だけども、その過程のゴタゴタを見せられると、間違いなくファンは減ると思うのですが。
選手はあんな記者会見開いて、子供達が見て、自分達のファンが増えると思っているのでしょうか。